頑張って作業をしよう、そう思ってコメダに行った。コメダの作業のしやすさには、他の店にはないものがある。なんだかすごいのだ。最近の私だと集中がぷつんぷつんと細切れになってしまうことが多い。なのでカウンターに座ったりすると何かが視界にちらついただけで気になったり、作業しているようでTwitterを見てしまったりする。なにか動きに過敏になっているところがある。
コメダには行くとだいたい１人席に通される。その席は店の外周に沿って外側に向くように設置されている。１人席は独特の形の椅子が採用されていて、ベルベット素材の背もたれ付きなのだが、その背がU字型になって背中を回り込んでいることが集中できることの一つの理由かもしれない。どういうわけかU字型になっているだけで、見えない弱い壁に周囲をバリアーされているような雰囲気がある...ような気がしている。またコメダの特徴として隣の席との感覚がとても広いので、精神的に緊張してしまうことが少ないように感じる。本当はルノアールみたいに後からお茶が出てくると嬉しいのだけど、そこまでのサービスはなく、でもかえって店内に残れる時間が限定されるような感じがしていいのかもしれない。「店にいる」ということで一種の追い込みが発生するわけです。
