2023.9.9

専門のときの友人たちに誘われて夜にバスケをし(なんと吉祥寺の丸井の屋上がコートだった!)、それが終わって着替えようとしているところに電話がかかってきた。1年前くらいに知り合った友達からで、それ以来会っていないが、なぜか酔っ払うと電話をかけてくる。友人もいたので最初の電話では出れなかったけれど、久々に話したかったのでサイゼリヤへの移動の間にかけ直した。「元気?」と訊いてくれて「元気元気」と返す。不思議なことに時々自分のことを思い出してくれているらしく、なんだかありがたいなと思った。同時に、名古屋に住んでいる時に知り合って、時々連絡をくれていた友人のことを考えた。思い出すという行為は、距離や時間的なへだたりがあるにも関わらず、その人の中に、その時に存在するということだ。なんというか、それ自体がちょっと感動的だと思う。

バスケを終えてから、丸井の下でみんなでこれからどうしようかと話していると、「なんかサークルみたいだね〜」と誰かが言ったのがとても良かった。数年来の顔なじみの友人たちがいて、運動をして、本当にサークルみたいだ。


23時すぎに解散してから、西荻まで電車に乗った。うちから3分くらいのところに住んでいる友達もいたので、それから歩いたりブランコに乗ったりしながら1時くらいまで話しこんだ。その人は気分の高さと話の分量が同じくらいなので、水を飲むみたいに話しやすく、ついつい長話になってしまう。常にうっすらと絶望がある、という話ができた。話を聞きながら私は、健康であってくれと思った。私は自分と関わりのあった人や身の回りの人が、みんな元気でいてほしいと願っている。健康で、幸運に包まれながら、できればそれに気が付かないくらい幸せに暮らしていてほしい。