2023.9.10

どうしてもモスチキンが食べたくなってモスバーガーへ行った。人生で初めてスパイシーモスバーガーを食べたのですが、本当においしくて「うま!」と言いそうになった。最近マックばかり食べていたからか、モスバーガーは玉ねぎやミートソース、パティなど複合的で複雑な味がして、舌全体が喜んでるような感じがした。私はよくおいしい料理を褒めるときに複雑な味がする!と言ってしまうのだけど、モスバーガーもマックに比べるとかなり複雑だ。本当に感動したので明日も食べたいような気がする。モスチキンは単調な味だったけれど衣が好みだった。あまり油を吸っていなくて食べやすい。ファミチキやケンタッキーは油が強くて少し苦手なので。

モスには恵比寿の写真美術館の帰りに立ち寄った。「風景論以後」の展示が特に良かった。若松孝二のドキュメンタリーを見ると、風景論というのがどういうものだったのかが少しわかる。ドキュメンタリーなのだが、ほとんど風景の映像のつなぎだけで構成されていた。音声や文字による説明はほんの少し。リズミカルな構成によってグッと見入ってしまう映像だった。特に、タクシーから前方を移す映像が、ただ早回ししているだけなのに新鮮に、驚きを持って見ることができた。脳の新しい回路が開いたみたいだ。