日記を書くということは自分にとっての健康管理だ。習慣があれば、そこにしがみつくことができる。毎日にある一定のリズムが生まれるということで、それは精神的な落ち着きにも紐づいているような感じがある。以前の私は習慣や繰り返しを毛嫌いしていた、でも繰り返しにもいくつか種類があり、文章を書くことや読むことには日々違いが生まれてくる。そう、書き方も読み方も一日として同じ日はないのだ。そして毎日やるからには何かしら飽きないための工夫があるといいと思うようになってくる。特に書くことについては。ただ毎日に起きたことを記すというよりはむしろ何もない中でどう差異を書き起こすかを考えることになる。そしてそれは案外楽しいものだ。
毎日書くというのは以前はできなかった。どうやら仕事のために外出する生活だとうまく行かなかったようだ。いまは完全にフリーランスで、日中一人で家にいることが多いので書くことに時間が割けているのかも。本当は毎日人に会ったり遊んだりしたいが、自分の仕事ではそこまで人に会う必要もないし、遊んだりするとそれはそれですぐに私はくたびれてしまう。ただ、仕事が忙しい時期になったら日記も書けなくなったりするのかな、とは考える。いまはかなり暇なほうではある。多分１ヶ月後にはそれなりに忙しくなっているだろう。でも、健康ならそれでいい。人生は健康的に過ごすべきだと思う。最近そう思うようになった。
