2023.8.29

9時すぎに起床、文章を書こうと思ってパソコンを持ってドトールへ。いまは千葉雅也さんよろしくworkflowyを使ってアイデア出し的なことをしている。いろいろと要素になるであろうことを書いてみたものの、結局何が書きたいんだろう、とわからなくなってくる。エッセイで一冊つくるって、難しくないですか? 編集者だったら著者の書いたものから良いものを選んで方向性を作ったり、あるいは書かれたものに通底するテーマからその本の特色を見つけるだろう。でも、書き手になると何をどうかけばいいんだろうな〜という悩みから離れられない。たぶん、何かしらはかけるだろうけれど、それが本になることは良くないことだって思ってしまいそうな不安がある。でもきっと、本当はただ書いて書いて、あとからどうするかは決めたらいいんだろう。もうちょっと悩むかもしれないが、結局はそうなりそう、と日記を書きながら気がつく。


『海が走るエンドロール』5巻で、うみ子さんが「撮らなきゃいけない映画だった」と自分の撮った作品を振り返るシーンがある。私もやっぱり作るもの書くものには必然性があるべきなんだろうって思っていて、でもzineだしもっと気軽にやればいいに違いないとも分かっている。でも、必然性っていう概念は自分の人生のなかでもかなり重要な要素でもあるので、最後に商品になったときに、作る必然性がないものを自信をもって売ることができるのか、それはいささか不安。

ついにスラムダンクを観てきた。すごかった。2時間があっという間に感じられた。アニメーションのクオリティが高く、音楽もぴったりで、構成も厚い。エンタメとして完成されていると感じた。言葉では足らないのでぜひ観てほしい(とはいえあと2日しかないが)。終わってからどん底で友人とご飯を食べた。