大きな蟻(7/28)

遅く起きて洗濯機をまわした。遅めのご飯でも食べよう、そう思ってる近所の喫茶店へ。本当は中華料理が食いたかったけれど、阿佐ヶ谷はチェーンか小綺麗な中華料理屋しかなく、ふつうの街中華が遠いのがたまにキズ。喫茶店でポークジンジャーを食べて、アイスコーヒーを飲んだ。ごくごく。

それから歩いているとパフェを食べたい気持ちになったので、デニーズへ入る。一番でかいパフェを頼んだ。パクパク食べた。そのまま、あるところに載る予定の小さいエッセイを書いて送った。今回は納得のいくものが書けたと思う。説明的にならない・具体的である・大きな話をしないの3つが守れた文章だと思う。あと、久々にですます調で書いてみた。これも演出。デッサンの勉強をしてから、すこし文章の書き方が変わったような気がする。以前よりすこし建設的?というか何かを組み立てようという意識がある。あと、言葉の総体としてのイメージ的なことを考えるようになった。印象みたいな? ちょっとよくわからない。

帰りにはTSUTAYAで『ゴースト・ワールド』を借りた。まさか阿佐ヶ谷にあるなんて。昨晩嫌なことがあって買った『岡崎に捧ぐ』も最後まで買った。読んではいたが持ってなかった。いつ読んでもおもしろいなぁ。僕は何になりたいのかをよく考える。不安のない人生があれば良いのに。何かに脅かされない生があればいいのに。
お金のことも最近よく考える。自殺志願者の理由ランキング、1位はお金が原因らしい。2位は健康。ただ物質がないだけで苦悩し、死を選ぶなんて、だったらそれをこっそりあげたらいいじゃないかと思う。ものがないことが理由で多くの人が死んでいることに抗議したい。いや、頭では分かるんだけど、これ奇妙なことじゃないですか?

夕飯はチキンラーメン。友人と会話しながら。一年以上経ったが、オンライン通話のラグってめちゃくちゃストレス溜まる。お互いの身を心配せるなど。楽しいだけの日々があるといいね。でも、この国に暮らす以上それは無理かもしれない。川田十夢さんの高齢化社会無理ゲーの記事を読む。逃げるなら早め。愛国心は特にない。嫌いでも好きでもなく、帰属意識みたいなものがそもそも薄い。地元にも愛着はそんなにない。自己同一性だけが生の根拠になっているような。

最近めちゃくちゃものを食べる。こんなに食べなくて良いのに、と思いながら食べる。そんな時期もあるのだろう。
何をしたって、少しずつ身体は死んでゆく。