大きな蟻(9/8)

会社へ。仕事を淡々とこなす。感情はフラットだがテンションは低いので、Slackやメールはローギヤで打ち返す。「いつでもご機嫌に」「自分の機嫌は自分でとれ」とか最近はよく言われるが、それができたら苦労しない。せめてできるのは、人にぶつけないことくらいだ。何もぶつけないので何もぶつけないでくださいの気持ちでやっている。テンションは低くてもいい。
会社でのテンションは研修終了後2ヶ月くらいで今の段階まで落ち込みました。研修がいちばん楽しかった。

帰りにブックスマートを観にピカデリーへ。時間があったので、紀伊國屋の地下のモンスナックでカレー。そしてルノアールでアイスコーヒー。ルノアールは接客もいいしWi-Fiもあるし、あったかい昆布茶も出てくるから居心地がいい。ちょっとくらい高いお金払ってもルノアールに行きたいと思ってしまう。本当は隣にミスドがあったけどこちらを選んでしまった。お金ないのに。
居心地の良い場所・限られた時間で作業を始めるとぐんぐん進む。溜まってたタスクが終わったのでルノアールにしてよかったかもしれない。居心地が悪く時間の制限がない会社とは大違いである。

ブックスマートはとても明るい映画だった。悲しくなるシーンもあるが、全体的にポジティブで肯定感にあふれた映画。主人公と相方の掛け合いが尊く、思わず泣きそうになってしまった。展開が早くポンポン進むのであっという間に終わったような気がした。というか、今日は半年ぶりに映画館に来たんだった。まったく気づかなかった。舞台や人物の設定は『ハーフ・オブ・イット』に似ているような感じがしたので、比較してみてもおもしろいだろう。音楽も良い。イントロの入りの良さは『ベイビードライバー』にも匹敵するのではないか。ともかくいい映画。

いい映画を観て、心地の良い疲労感に包まれている。月曜のレイトショーはご褒美感があっていい。久しぶりの映画館というものが良かったので、しばらく映画を観に通おうと思っている。