イエローページ・覚え書き

最近、イエローページという名前でメルマガを始めた。まだvol.1を出しただけだけど。

 

いくつか覚えておきたいことがあるので覚え書きをする。

・イエローページという名前にはあんまり意味はない。本当はタウンワークにしようと思ったが、キャッチーすぎたのでやめた。yellow pagesは「電話帳」の意で欧米で発行されている情報誌のこと。

・普段書かないひとに書いてもらいたくて始めた。だから、ウェブメディアやzineでもよかった。でも、メジャーからマイナーまでウェブメディアは飽和しているし、zineは作るのが大変なのでちょっと毎月はしんどい。簡単にできるのはメールマガジンだった。

・もう一つの始めた理由は、なにかおもしろいものが交通する場を見てみたかったから。これは岡崎乾二郎の個展に感銘を受けて。なので、書きたい人はだれでも書けるように整えていきたい。大きなメディアとSNSの間にあるようなものを目指していく。

メールマガジンという媒体は大きく分けて2種類あると認知している。①企業などの広報 ②個人の思考の伝達手段。個人的には広報ではなく、思考や表現の行き交う場にしたい。そこには多様なものがほしい。なので②に近いが、オムニバス形式で様々な文学を掲載していきたい。

メールマガジンは現在人気のない媒体だ

・仕事中にメルマガが来ると結構嬉しいという経験もでかい。たぶん、唐突に読み物が送られてくる感じがサプライズのプレゼントに近い感じなのかもしれない。

メールマガジンはゆっくりなところが良いと思っている。いまは月に1回しか送らない。先日TBSラジオACTIONの金曜日、武田砂鉄さんの曜日にゲストとして池澤夏樹さんが来ていた。対談のなかで、池澤さんは「9.11のときに早い伝達手段としてNYから毎日メールマガジンを送っていた」ということを話していた。当時は早いメディアとして機能していた(し、運用次第で現在も可能)が、現状はSNSのリアルタイム性のほうが圧倒的。僕はゆっくりさを生かしてゆっくりと運営していきたいと思っている。 

 ・書いてもらうことはここ1ヶ月で考えたこと/起こったこと。書き手に解釈してもらっているので、日記を送ってくれる人もいる。それはめちゃくちゃ良いことだと思っている。

 ・「こんにちは未来」でもメルマガがちょっと流行ってるという話をしていた。7話目くらい。

・あとは知らないひとをどこまで巻き込めるかが頑張りどころ。

アーカイブをどうするか。どこまでやるか

→メルマガの特性を消したくない