2023.12.7

昼くらいにピンポンが鳴った。下に降りると、おじさんがいて、水道局員だという。「水道代が払われてなくて、今日栓を閉めに来たんですよ」という。あれ、そんなに滞納してましたか? と聞くと払い忘れが3回分あったらしい。「いま払えますか?」と聞かれたので現金がないんですよ、と答えると「じゃあ後で払っておいてください。今日はこのままで帰りますから」と言って帰って行った。

それで、支払いにコンビニに行こうと思って、でもその前にお金を下ろさなくちゃいけなかった。だったら、家を出る前に大家さんに家賃を払いたい。だったら、水道代を家賃から支払えばいいじゃないか、と一瞬思ったが、これは家賃のためにとっておいたお金なのである。だから水道代にしてしまってはいけない。家賃を持って大家さんの家に行くと、ちょうどヤマトの配達員が来ていた。大家さんは荷物を受け取ってから「親戚からのお歳暮!」と言った。私はもうそんな季節ですね、と返事をした。家賃は手渡しで払い、その場で領収帳に記入してもらう。ちょうど今月で一冊使い終わった。丸二年が経ったということだ。次の更新はしないと決めているから、次の領収帳が埋まることはないんだろう。「新しいのポストに入れておくからね!」と大家さんが言った。