大きな蟻(5/20)

朝から冷える。突然鼻が詰まり始めて、なかなかしんどい。鼻を詰められるだけで人間は結構追い込まれる。それでも仕事はやる。
月に一回の情報システム課のミーティング。みんな普段話してないからか、話が弾む。普段はなかなか認識していないと思うが、仕事の中にも憩いはあったはずだ。仕事仲間とはいえ、友達みたいになる人もいる。それは学生の時には予想してなかったことで、とても嬉しいことだ。

slackで連絡が来て、突然会社からお金をもらえることになった。リモート勤務手当らしい。この状況下でも普段のペースで働いていることを褒めてくれるらしい。純粋に嬉しい。金額はちょっといいお年玉くらいだった。多いと見るか、少ないと見るか。僕はもうちょっと欲しかったが、何もしてないのにお金をもらえるなんて素晴らしいことだ。ありがたい。お礼と「メンタルケアにもなりましたよ」という所感を伝える。こういう施策は褒めて伸ばしたいとおもう。
労働者のウェルビーイング労働生産性を向上させるという考え方は、海外では一般的になってきている。僕の勤務先は福利厚生は最低限なので、まだまだかなーと感じている。今回の件は本当にすばらしいと思う。また何か手を打ってくれるといい。単なる思いつきではなく。

夜に恋人に「いくらもらえたと思う?」と話すと「うーん」と悩んだあと「10万円! 5万円×2ヶ月で!」という回答が出てきた。正解を伝えると大爆笑していた。
笑いを生むお金だ。ドラクエミミックが思い浮かんだ。