大きな蟻(11/2,3)

昼ごろ起床した。鼻水が出て、喉が痛い。ちょっとした風邪を引いたらしい。そんなに身体が重くはなかったので、予定通り動くことにした。

昼過ぎから演劇を見ることになっていた。こまばアゴラ劇場で玉田企画の『街の下で』。前回の玉田さんとはまったく方向が違くてびっくりする。今泉力也さんが作・演に絡んでいるからか。途中まで飽きていたが、大転換により(別の意味で)舞台に釘付けになる。そうは言っても、僕が演劇に求めているものには会えなかった。残念。
今回は観れないと思っていた、川崎さんのアグレッシブな演技を今日も見れたのは嬉しかった。声がいいね、といつも思う。

一緒に見ていた恋人・友人と「あれはなんだったんだ」と喫茶店コロラドで話した。それ以外にも、昔つきあっていた人のことや就職しない生き方について話す。ちょっと話しすぎた気がして落ち着かない気持ちになった。
京王線に乗る間際に、友人に「ブログ読んだよ」と言われる。読んでくれてるだけで、素直に嬉しい。昔、震災について書いたものをカワセくんという友だちが褒めてくれた時も喜んだのを覚えている。

家に帰るとひどく疲弊してることに気がついた。からだが重い。絶対に熱があるな、と思って夕食と風呂を早く済ませ眠りにつく。


翌日も熱があったので一日寝込んだ。
体力のあるときを見計って、村田沙耶香さんの『生命式』をようやく読む。村田さんは短篇のほうがパンチが効いているものが多い。様々な視点から物語られるので、読んでいて飽きない。
しばしば眠りながらなんとか読み終える。