先日届いたプリンターをセッティングしてみようと思って、まずは下に敷くキャスター付きの板を買いに行った。今回のプリンターは重量級で、抱えて階段をのぼるのも一苦労だった。そのままだと動かしにくくて仕方がないので、下に車輪をつけるわけだ。
知り合いで「クソバッジ」というのをやっているデザイナーの人がいて、それはちょっとしたフィギュア等にバッジの土台をくっつけることによって、新たにバッジというものになるという。モノAにモノBを付与することで別の見方が生まれるという考えの仕方はすごく好きで、クソバッジを知った時には先にやられた！と悔しい思いをした。
さて開封するときに、私は誤ってシアンのトナーを少しだけ落としてしまった。そしたらその拍子にトナー自体が上と下に分かれてしまって、その間から真っ青の粉がばさーっと落ち出て、あたりに散らばってしまった。その光景が本当に衝撃的で、一瞬でこれから発生する膨大な面倒と時間を想像して卒倒しそうになった。プリンターの内部の細かい隙間にも青い粉は入り込んでいるし、トナー自体も青粉まみれになっている。最悪だ。ひとまずトナーは流しに持っていったけれど、出てしまった粉を流しに放ってみたら一面が真っ青になった。青地獄絵図である。なるべくティッシュで粉をまとめて可燃ごみに出した。あとは濡らした手拭いでふけるだけふきとった。粉というのは本当に厄介で、拭き取ろうとすると粉の塊の表面だけはくっつくものの内側はどうにもならなくて、その場に留まり続ける。結局細かいところなどは汚れが残ったままだけれど、電気を入れてみたら動いたのでひとまずは問題なさそうだった。あまりに衝撃だったので書き残しておく。ああ、そういえば今日から業務委託の仕事が始まったのだった。
