大きな蟻(5/29)

数日書けないでいた。時間がなかった。
仕事がヘビーになっていたのと、イエローページの配信、記事のライティングのため。ここのところずっと寝不足気味で、5時間程度しか眠れてない。睡眠の負債を負ってるような状態なので、少しずつ返したい。目指せ、7時間睡眠。


ここ数日のダイジェスト。

・今月もイエローページを配信できた。今回は7人が掲載。たいへんありがたいことです。メールがちょっとずつ長くなってきていていて、いい傾向だと思う。

コンテンツは量によって質が担保される、という見方がある。ある程度は僕も同意する。しかしながら、目指すものは必ずしも質ではない。多様なものが通う場にしたいという願いが一番に来るからだ。
つまり、目指すべきものはテキストの総量ではなく、書き手の数や書かれる内容の幅を増やすことだ。もちろん、長く書いてくれたら嬉しいけれど。

だんだんと次の段階に来ていて、考えなきゃいけないことが変わってきてる。最初は「ただやる」ことが目標、それはクリアーしてるので、今度は違うこと。

今は「どういう中身にするか」と「どうしたら多くの人に読まれるのか」を考えている。
中身の方向は決まってる。とにかく多様性。ヘイトにならない限りで、多様性の極大点を目指したい。
しかし、じゃあそれってSNSとどう違うの? ということにも向き合わなきゃいけない。完結した作品(のようなもの)を作ってもらうかどうかなのかな。まだ分からない。

どうしたら読まれるかについても。いま購読者は50人弱。すごい数。たくさんの人が読んでくれて嬉しい。メールマガジンは音のないトークショーだ、それだけの人がいてくれるのはすごいこと。また、読み手も多様である、というもの結構大事にしたほうがいいのかな。
サイトを作ってアーカイブを残すことも考えている。でも、ただ載せるのは嫌だ。だってメールの楽しみが損なわれてしまうから。なんらかの方法で読ませる仕組みを作る。
あとは、メール自体の体裁もどうにかならんかと。どうやらHTMLとCSSを使えばレイアウトを変えられるらしい。試してみる。
グッズの計画も進行中。クールなのがいいよね。


・仕事は忙しい。眠いと無気力になってしまう。だから時々昼寝をした。10分眠るだけで結構すっきり。会社ではなかなか出来ないのが難点だな〜。

・FABLという、本屋の助けになる情報を伝えるための取り組みに首を突っ込んでいる。「リトルスタッフ」というサービスの紹介記事を1本だけ書いた。
https://forallbooklovers.org/survival_fanclub/?id=littlestaff

参加している人たちは、本屋にまつわる情報をよく知っていてすごい。すごく情報感度が高いのだ。そして、会社内で流通している情報とベクトルがぜんぜん違う。本屋好きや東京の独立系書店の人たちは、こういうことに関心があるのか、と勉強になる。
同時に、版元の人間と取り扱う情報の乖離がある気はする。やっぱり、会社だとコンテンツの話やパブリシティ、作家についてのことが多い気がします。あとは大手チェーンの動向とか。本屋ライトハウスの方が「版元は本屋を見ていない」という旨をTwitterで発言していたが、こういう部分にも現れているように思う。僕はこの発言は全面的には支持はしないが、版元側に反省すべき点はいくつかあるとは思う。
とにかくまずは話をすべきだと思うが、書店の現場と版元の決定権を持つ人が話す場がなさそうだ。あと、版元の人間はマスをみているが、書店はよりローカルを見ている。その視野の違いが書店への不満をうむ一因になっている。
とにかく、話をできればいい。

FABLには、ITに詳しい人もたくさんいて羨ましい。こんな世界があったのかという感じ。会社では僕が一番ITに詳しい、くらいに思われてるので外側に繋がりがほしかった。いつか会って話せたらいいな。


今日はここまでです。