「ごはんですよ」が33kgあったら君はどうする?

突然ですが、ごはんですよが33kgあったらあなたはどうしますか?


食卓でテーブルの上に並んでいたあの小さなビン。それがかなり大きくなってあなたの前に鎮座している。当然だが、片手では持ち上げられない。簡単に計算してみたところ、高さが50cm、奥行きが15cm、幅が1メートル。
小学校一年生くらいの大きさはあるってことになる。


そんなごはんですよを前にしてあなたに取れる行動は2つしかない。食べるか、捨てるかだ。


食べる場合、33kgものごはんですよを食べきるのにはさらに大量のご飯が要る。一口ご飯を食べる時に乗せるごはんですよの量から考えてみる。だいたいごはんですよ1に対してご飯は7くらいの分量だとする。それで計算すると、230kgものご飯を食べなければいけないのだ。
人が1年間に食べるご飯の量は150kgくらいなので、約一年半分ものご飯が必要になる。かなり大変だ。毎食ごはんですよを食べるのは精神的にもキツイ。僕は飽きっぽい性格なので耐えられそうにないのだ。だから残念だが、捨てることを考えてみようと思う。



一方、捨てるのもかなり骨が折れる。僕が住んでいる名古屋市では、ビンは資源ごみの袋に入れてあげれば良い。すごくシンプルで楽だ。
しかし、巨大なごはんですよに関して言えばそうではない。小学生ほどの大きさのビンの入る袋は売ってなかったとおもうのだ。規格から外れたそれを捨てるためには、粗大ゴミに出すしかない。
粗大ゴミは高くつく。しかも今回は中にかなりの量の海苔の佃煮が入っているのだ。不安要素がつきまとう。
まず、業者が持って行ってくれるかどうか。中に食品が入っている、しかも佃煮。正直僕だったら理由をつけて持ってくのをやめるだろう。
あと、すごく重たい。33kgは持ち上げるだけで大変だ。腰を痛めてしまう。業者の人もそんなの嫌だ。
また、捨てたごはんですよを転売する人がいるかもしれない。いわゆる転売ヤーだ。中を詰め替えて封をしてしまえば再販可能だから。もしそれでバレたり、お腹を壊す人が出たりした場合、管理責任が問われることになる。賠償金を請求されたり、服役しなければいけないかもしれない。前科者には行きづらい世の中だ。親族からの視線も痛い。
捨てるのはリスクが大きい。
できれば犯罪はおかしたくないものだ。



幸運にもごはんですよの賞味期限は24ヶ月なので、一年半食べ続ければ33kgのごはんですよを消費することができる。やった!人類とごはんですよの戦争は、人類の勝利である。桃屋の猛攻に打ち勝ったのだ。と、ぬか喜びもつかの間、ごはんですよの瓶にはこう記載されていたのだ。


開封後は一般の惣菜と同様、清潔な箸・スプーン等を用い、早めにお召し上がり下さい。
賞味期間は開封前の商品をおいしく食べられる期間です。開封後は必ず冷蔵庫(10℃以下)に入れて保存して下さい。


「早めにお召し上がりください」これは一体どの程度の早さなのだ!すごく気になる。僕はグーグル検索に「ごはんですよ 早めに 期限」と打ち込んで検索した。簡単にわかった。2週間だった。2週間...。あまりにも短すぎはしないか。そもそもこんなに大きいビンを冷蔵庫に入れることも難しいので冷やすことが出来ない。2週間も持たないかもしれない。
そうなると、僕は残りの期間腹を下しながらごはんですよを食べ続けることになる。味も悪くなってるのだ。さながら生き地獄である。


33kgのごはんですよが1つ現れただけで、僕の生活は一変した。腹を壊しながら必死でごはんですよを消費する生活。それを一年半だ。ストレスで胃が痛くなり白髪が混じるようになった。腸はボロボロ、痔もできた。医者にはこんな生活はやくやめろと言われた。しかし、こんな大量のごはんですよをどうしたらいいのか。友人をこんなことに巻き込むのも申し訳ない。誰も頼れない。





ヨッピーさんが33kgのナチョスの画像を上げてたので、発案しました。

ありがとうヨッピー。