「お酒は好き?」という質問に対する違和感

この間、内定先の集まりがあった。
その際に他の内定者2名と人事1名で昼食を食べた。会社のお金で落ちるわけだが、一応気を遣って人事より高いものは避け、安めのものを食べようと思った(結局人事と同じものになった)。



それで、白身魚のムニエル的なものを食べ、食後のデザートも食べ終えコーヒーを飲んでいる時、こういう質問をされた。
「みなさん、お酒は好きですか?」
その時、僕の中にモヤモヤが広がってきたのだった。お酒が好きって表現はなんか答えづらいなぁと。



しかしながらこういう表現はしばしば見られると思う。例えば、出会い系アプリのプロフィール画面で見かけたことがある。友人に誘われて短い間だけやったことがあるのだけれど、その際に女性のプロフィールに「お酒好き!美味しいとこ連れてって!」と書かれているところを見た。あとはチャラい友達のインスタにも書いてある気がする。
でも僕の中では釈然としない。「ビールが好き」ならしっくりくる。そこで僕は「お酒が好き」と「ビールが好き」の間に何があるのか考えてみた。するとこういう仮説が立ったのだ。



それは「『お酒が好き』は具体性がなさすぎる説」である。この件を考えるにあたって同じ関係性にあるものを挙げた。「炭酸飲料とコーラ」「お昼ごはんとチャーハン」「甘いものとコアラのマーチ」等々。
「お昼ごはん好き!」はやはり日本語がおかしいと思うし、「炭酸飲料好き!」もやはりしっくりこない。でも「コーラ好き!」はかなり自然な表現だ。


これはきっと「好きな食べ物は何か」という問いに適した抽象度のものを選ばなきゃいけなくて、「コーラ」「チャーハン」はいいけれど「炭酸飲料」では答えが広すぎる(抽象的すぎる)。 ゆえに、飲み物の話を期待している時は「お酒好き?」では抽象度が高すぎてしまい不自然で、「ビール好き?」程度になってくるとフィットする。


だから「お酒すき?」はアルコールが好きかどうかを聞いてるわけじゃなくて「飲み会に参加することは好き?」ということを聞きたいのである。
そういう風に脳内ですり替えてあげることで僕のモヤモヤは晴れることだと思う。




ちなみに僕は飲み会は割と好きだけど、アルコールに弱いので直感的に良いイメージはないかな。
友達んちで明け方までダラダラ喋ってんのが一番好き。