断捨離最高最低最高

最近、部屋を綺麗にしたくてひたすら要らないものを捨てている。


まずはじめに、部屋の段ボールに無造作に入れられていた雑貨や小物を燃えるゴミの袋に入れた。例えば、菜箸のスペアや使ってない水筒、お弁当箱なんかだったり、あるいは福袋に入ってたダサいコップや妙におしゃれな雑貨だったり。なんかに使えるかも、とか思ってると一向に片付かないので、心を鬼にしてただ入れる。これが第一弾の断捨離。


次に、紙類に手をつけた。僕の住んでる区は、紙類の回収日が毎月第1月曜日だ。ちょうど五月一日がそれにあたる。だから、家に溜め込まれていた、入学時の資料とか送りつけられてきた就活の案内などをサイズ毎に重ねて縛った。ついでに、捨てるのが面倒だった段ボールも、この機会に一掃した。綺麗に重ねられた紙類をぴっちりとまとめるビニール紐。美しい、と思った。


最後に、要らない服と本に手をつけた。要らない服は、値がつきそうなものだけ、ジャンブルストアっていうチェーンの古着屋に買い取ってもらった。A.P.C.,black&blue, name.など、それなりのが入ってたから、6点で1万円くらいになって結構ハッピーだった。その金でまた服を買って帰った。本は、いぬやしきっていうコミックをあつめなくていいやってなったからブックオフに持ってった。5冊、360円。代わりに悪の華をまとめ買いしてきた。服と本は減るどころかむしろ増えてると言ってもいい。失敗した。


断捨離の最高なところは、部屋から物が減っていく点にある。明らかに物が減っていくので、贅肉がするする落ちてくみたいな気持ち良さがある。身体が軽くなって身動きがしやすい。どんどん気楽になる。そんな感覚がある。お金を使ってストレスを発散するのにも似てるかもしれない。


一方、断捨離の嫌なところは、新しくものを買うときに、どうせ使わなくなって捨てるんだろなと思ってしまうところだ。コミックを整理してるとき、それらを最近読んでないことに気づく。また、今後もほとんど読まないんだろうと思う。果たして僕は家に置いておく必要があるのかな。新しい本や雑貨を買うときも同じように思うのだ。


新しいものを買わなければ断捨離は出来ないから、ちょっとひねくれてるけど、断捨離をするために新しいものも買って、ついでに経済も回したらいいんじゃないかって思うのだ